一目均衡表の「雲」とは
一目均衡表の「雲」とは
一目均衡表には、「基準線」「転換線」「遅行スパン」といったいくつかの線がありますが、私が使用しているのは「先行スパン1」と「先行スパン2」に囲まれてできた“雲”だけです😊☁
雲には、「上昇雲」と「下降雲」というふたつがあり、相場に応じて入れ替われるように流れていきます。では、この雲はどうやって見ていったらいいのかチェックしていきましょう。(*^^*)
雲の位置に注目
一目均衡表の雲の使い方としてもっとも有効なのが、雲の位置から相場を読み解くことです。
ローソク足が、
雲の上にいるときは上昇の勢いが強い(アップトレンド)
雲の下にいるときは下降の勢いが強い(ダウントレンド)
足が雲に絡んでいるときは引っ張り合い(レンジ)
と認識できるんですね。
私も 4時間足以上のチャートでの雲の位置にはとても注目しており、ローソク足が雲をどちらに抜けるかで「そろそろロング(orショート)できそうかな」と見ています。(*^^*)
ただ実際に一目均衡表の雲だけですべての環境認識を完璧にするのは難しいので、水平線や移動平均線やボリンジャーバンドといった他のインジケーターと組み合わせて精度を上げるのがベストです😀🌸
雲の厚さに注目
雲の厚さを見れば、流れの強弱を読むこともできます。
上昇雲が厚くなっていたら上昇の勢いが強くなっている(アップトレンド)
下降雲が厚くなっていたら下降の勢いが強くなっている(ダウントレンド)
雲が薄くなっていたら一方向への動きがなくなってきている(レンジ)
と認識することができるんですね。
分厚い雲は一方向への圧が強いのでローソク足が破ることができず、雲に抑えられたり支えられたり、雲の中へ潜ってもなかなか反対側へ抜けることができなかったり、と流れを変えることができづらいです。
逆に薄い雲は一方向への動きがなくなっていることなので、あっさりと破られて、ローソク足が雲が乗っかるって絡みやすい(レンジになりやすい)傾向にあります。
雲の角度に注目
トレンドの強弱は雲の角度で知ることもできます。
ローソク足の流れに沿って、
上向きの上昇雲が出ていたらアップトレンドの勢いが強い
下向きの加工雲が出ていたらダウントレンドの勢いが強い
と見ていきます。
このような角度を持った雲が出ていたら「まだトレンドは続きそうだな」と想定して、むやみに逆張りをしようとせずに順張りで入ることを意識しましょう(*^^*)
そして雲がしっかりと反対側へ抜けたのを見届けてから、流れが変わったとみて今度はそちらの方向への順張りをしていくといいです。とくにこの「流れが変わった」の認識は4時間足以上の足だと安心です😊🌸
まとめ
一目均衡表の雲では、
に注目することが重要なんですね✨
移動平均線やボリバンのように押し目・戻り目に機能する手法といった面では雲はあまり使うことはありませんが、相場の流れを読んで環境認識をするのにとても役立つものです。
ぜひ見方を覚えてトレードに生かしてくださいね(*^▽-*)